2012年10月14日日曜日

輝く日の宮

丸谷才一が亡くなったとの報道を目にした。
また敬愛する文学者が一人亡くなった。井上ひさし 加藤周一 … 続くな(~_~;)
 輝く日の宮は 源氏物語の欠落した 藤壺の巻にまつわる文学界の小説。最終章の藤壺の巻は源氏物語の欠落を埋めるに値する貴重な創作。同じテーマで、瀬戸内寂聴も創作している。
0章から7章までの各章の文体が 違うという言葉遊びも面白かった。
3人を失っい、また気品ある音楽評論家吉田秀和を失なった今、昭和の息吹きが 薄れていく寂しさを感じている。 
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