2012年2月21日火曜日

補陀落渡海−転−


先日書いた 補陀落渡海にはまってしまい
ついに書籍まで 買ってしまった
龍谷大学教授の執筆だが 読みやすい
平清盛の孫 維盛の入水と補陀落渡海思想との関係まで 考察してある

平安は 怨霊がいて 極楽浄土があって 陰陽師が 重用された時代
武家の時代前夜
神仏が実在し人々の心が支配されていた時代だったのだ

平家物語によると
平家滅亡の壇ノ浦で 平家は次々と入水する
清盛の妻 時子は  別の世に参りましょう
この波の下には 極楽浄土があると いい 安徳帝とともに 入水する

南方浄土 補堕落の思想は ここにも 読み取れる


0 件のコメント:

コメントを投稿