2012年5月20日日曜日
ミトコンドリア イブ
社員総会の閉会の 辞を 述べる機会を いただいたので、 ミトコンドリア イブの 話をさせていただいた
先日 フィンランドが 核の最終処理施設を つくり 10万年 管理すると言う報道があった
原発で排出される 核のゴミの 処理に 10万年かかると言うことだ
10万年の歳月は どのくらいの時間であろうか?
細胞内のミトコンドリアは 母親だけから 子どもに 受け継がれるため, ミトコンドリア遺伝子を分析すると 母系の祖先を たどることができる
現世人類のミトコンドリア 遺伝子を たどると 17万年 前に アフリカにいた 一人の女性に たどり着く
と言う 学説が ミトコンドリア イブ (アダムとイブの イブ ) だ
もちろん学説だから異論はある
一人の女性と言うよりも 一集団と いった方が 正しいようだ
それにしても 現世人類の誕生が 17万年前
10万年後に 現世人類は このまま 存続しているのだろうか
10万年の間に 1000年に1回と言われる 東日本大震災が 100回も 発生する
核を 地中深くに 埋めたと しても 10万年間 安定した状態で 保管されているとは誰も 確信が 持てるはずがない
50年にも 満たない期間の 便利なエネルギー源として つくった 原発が とんでもない代物であったと ようやく 私も 気がついてきた
この夏を 原発稼働なしで 乗り切ることが 今 私たち日本人に課せられた課題だ
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