地震と津波の国 日本に原発は ふさわしくない
電源開発の大間原発は 函館から直近で 18キロメートル
大間原発建設差し止め裁判の勝利を願う
函館にて総合診療医を育てる営みをつづっていきます 旧ブログ名 青函圏函館総合診療研修プログラム
原発問題が 大きく支援の足を止めている
放射線技師から放射線障害の正しい知識の学習会も開かれた
4月4日からの新配置医師の安定と 札幌医大5年生の実習を成功させて
私も16日から 大船渡に支援に入ります(-^〇^-)
ユーミンを筆頭に
被災者を励ますために
多くのシンガーソングライターが1週間で 集まったと言う
アーチスト達にウィ・アー・ザ・ワールドを に匹敵する 東北応援歌を つくって欲しい
この川は鮫川
津波は 駆けあがってくることはないが
大洪水は 想定されている
我が家は この橋より低地にある
西暦802年に蝦夷の長として坂上田村麻呂に敗れ処刑された
ねぶた祭りの起源はこの坂上田村麻呂までさかのぼる
アテルイの雄姿は高橋克彦が小説に描いた
東北 北海道は 古来アイヌの地だった
アテルイが敗れ869年に貞観地震がこの地であった巨大地震と大津波に襲われた
確かに想定外の大津波かもしれない
しかし
東北の海岸は 貞観以来 幾度も津波に襲われ多くの被害をこうむってきたのだ
津波を想定して設計変更を迫った元東京電力の技術者が声を上げ始めた
津波は 想定されていたのだ
対応しなかったのは経営サイド
怒りが わいてきた
津波は想定外とコメントする御用学者は歴史を学んでいない
マスコミから退場頂きたい
今回の震災で
私たちの 生活基盤がしらないうちに原発に支えられていることを改めて思い知らされた
首都圏水道の放射線物質汚染は私たちが 目指してきた未来が風の谷のナウシカの世界や手塚治虫が火の鳥で描いた核戦争後の世界と類似した世界では ないのかとの 疑念を抱かせる
私が 生まれた 昭和に戻りたい
あのころは 日本人は貧しかった
でも 明るく 幸せだったような 気がする
自宅にかえって パソコンを立ち上げたら…
東京の水道水から 放射性ヨウ素が 検出されたため ひらかれた謝罪会見ビデオが 流れていた
首都圏にこのまま 三千万人以上の人間が住み続けられるのだろうか…
計画停電は 来年の夏まで 続くと言う
今回の震災が 日本の国造りの あり方を 根本的に告発するものであることが 明らかになったと思う
1千年に 1回の大震災は日本の繁栄が砂上の楼閣
であったことも 白日のもとに 明らかにした
過ちをおかして 滅んでいった 大文明と 同じ道を辿るのでは ないかと震撼させたニュースだった
一方原発の炉心を冷やしてくれないのかと 思ってしまうが
昨日の夕刊には 1号機の事故はさておいて 他の3機の事故は 海水注入による廃炉となることをためらった東京電力の判断の遅れとのみかたが 出されている
支援物資を積み込んで
今朝 当法人からの支援隊が 出発する
フェリーから 陸路で仙台に入るので 被爆のリスクは低いが
政府 東電は 事態を正確に 把握しておらず 発表もしていない
もはや チェルノブイリ並と評価されている 危険地帯の近くに 職員を派遣することは 倫理的に 正しい行為なのか?
医療に携わるものとしての使命感で 当然行くべきと言う結論には 簡単にならない
福島原発の爆発
放射線漏れは 今の時点で二基になったと言うが
過去の原発事故の隠蔽工作の歴史をみると 信じられない
1千年に一度の地震には対応していないのは 誰の目にも 明らかになった
16年前に 阪神大震災の時に私は医療支援に 神戸に入った
目を覆いたくなる惨状だったが地域は 限られていた
今回は本質的に違う
町が消えて廃墟になって 被害状況が まったく分からない 地区も沢山あるようだ
深い深い 悲しみが おそってきた